この記事では、「なぜ入らなかったのか」
その判断を当時の相場環境とチャートをもとに、実施記録として残します。
基本情報
- 通貨ペア:豪ドル円(AUD/JPY)
- 時間足:4時間足
- 判断日:2026年2月3日
- 判断内容:エントリー見送り
相場環境(ファンダメンタル)
この日の豪ドルは、RBA(豪準備銀行)のタカ派的な発言を受けて上昇しました。
- 政策金利は3.85%へ引き上げ
- 「インフレが持続的なら追加利上げの可能性」
また同日、
日経平均株価がザラ場での史上最高値を更新し、2,000円超の上昇を記録。
金利と株価、両方が一気に動いたことで、
クロス円全体が不安定になりやすい地合いと判断しました。
※金利が為替に与える影響については、以下の記事で整理しています。

テクニカル状況
4時間足では、
価格がチャネルライン上限付近に何度もヒゲをつけて反発している状況でした。

※4時間足は機関投資家やヘッジファンドなどの大口(クジラとも言われます)が見ている時間のため大きく動くところです。
その後、
意識されていた高値を上抜け、
上昇方向へ移行する形となっています。
- チャネルライン上限での複数回の反発
- 直近高値抜けでの推移
- 一目均衡表基準線の傾き
エントリーを見送った理由
テクニカル的には上昇の形でしたが、
今回はファンダメンタル要因を優先しました。
- 政策金利発表直後で値動きが荒くなりやすい
- 株式市場の急騰によるクロス円特有のノイズ
- テクニカルが一時的に機能しづらい可能性
「取れるかもしれない」よりも、
「想定外を避ける」ことを重視した判断です。
現時点での整理
結果だけを見れば、
その後は上昇しており、ロングは成立していた形です。
ただし、
結果と判断は別物だと考えています。
自分のルール上、
条件が揃っていないと感じたなら、
入らないことも正解として記録します。
まとめ|政策金利発表後は「欲」を持ち出さない
政策金利発表後の相場は、
一方向に見えても、実際には乱高下しやすい局面です。
ボラティリティが急激に拡大することで、
普段なら機能するテクニカルが効きにくくなる場面も少なくありません。
値幅が出ているからといって、
「取れそう」「乗り遅れたくない」という
欲を判断に持ち込むべきではないと、改めて感じました。
相場環境が荒れているときほど、
入らない判断が最大のリスク管理になります。
今回の見送りは、
結果ではなく環境認識を優先した判断として、記録に残します。
この考え方は、
相場を「当てにいかない」姿勢を貫いた
伝説的トレーダー、ジェシー・リバモアの思想とも重なります。

※本記録はあくまで当時の相場環境下での個人的判断をまとめたものであり、同様の結果を保証するものではありません。



コメント