地獄を見た経験から損切りに目覚めた!!生き残った伝説の3人が絶対に守った。資金管理&損切りルール完全比較

実践記録・ケーススタディ

FXで「損切りは本当に必要なのか?」
この問いに、私は実体験で答えを出しました。

結論から言います。
損切りしない戦略は、相場のタイミングと合えば“成功してしまう”ことがあります。
しかしそれが、最も危険でした。

損切りをしない、という選択をした理由

FXを続ける中で、私は一つの仮説を持ちました。
それは「証拠金維持率を極限まで高く保てば、ある程度の急騰や暴落に耐えられるのではないか」という考えです。

当時立てていた戦略は以下の通りです。

・出来るだけスワップ金利がつくようにロングポジションを持つ
・ロットを極端に下げる
・証拠金維持率は常に500%以上
・一時的な含み損は気にしない
・最終的に戻ったところで決済

いわゆるFX版のバイ・アンド・ホールドです。

当時の私は負けを認めたくない、損をしたくないが強すぎたため「損切り=悪」「耐えれば戻る」という思想でした。

※割愛しますが、何冊かの損切りをしないことを戦略的に書いてある書籍の存在も当時の私の背中を押したきっかけとしてありました。


損切りを行わないFXバイアンドホールド戦略のイメージ図

ブレクジットやフラッシュクラッシュのボラティリティを考慮して耐えられる設計にして、
ブラックマンデー級の大暴落が来たらそれはもう仕方ないと設計していました。
今、思い返せば急騰については具体的に考えていなかったのが分かります。

結果:3年間、勝ち越した

正直に書きます。

この戦略は3年間もの間、上手く行きこのまま行けば本当に1億も夢ではないとすら感じていました。

✓ 暴落が来てもロスカットされない
✓ 含み損は増えるが、耐えれば戻る
✓ 年間トータルはプラスで着地

「やっぱり損切りはいらないじゃないか」
この成功体験が、後に最大の落とし穴になります。

本当の地獄は、その「翌年」に来た

相場環境が変わった年。コロナ化に入ってからでした。
それまでとは明らかに違う、一方向に歪んだ相場でした。

・含み損が戻らない
・耐える前提が崩れる
・待てば勝てた経験からナンピンを増やす
・ロットを極端に上げる
・損切りの判断ができない

結果、過去3年間で積み上げた利益を、ほぼすべて失いました。

ちなみに歪んだ相場とは急落からの急騰のV字戻しが作る一方的な長期トレンドです。
内容は以下記事で伝えています👇

V字回復が最も危険な理由 ――『Wiped Out(指数が新高値を更新する中で破滅した投資家)』に学ぶ
V字回復が最も危険な理由|指数回復の裏でWiped Outされた投資家たち

ここでようやく目が覚めます。

損切りしない戦略は、利益を守る力がゼロ
になるということに・・・

正直、頭を抱えると言うか搔きむしってましたね。全て忘れたくて死ぬほど寝てました。
これは皆さんに味わって欲しくないですWW


相場環境の変化で損切りしない戦略が破綻するイメージ図

損切りする人 vs 損切りしない人

比較項目 損切りする人 損切りしない人
短期成績 不安定になりやすい 一時的に安定する
長期成績 生き残る 一度の環境変化で致命傷
最大損失 事前に限定されている 理論上、無限
メンタル 淡々と対応できる 含み損で思考停止

伝説の3人が「損切り」を絶対視した理由

アレキサンダー・エルダー、W.D.ギャン、J.W.ワイルダー。

この3人に共通しているのは、
損切りを技術ではなく「生存条件」と捉えていた点
です。

バックパッカーを経験した人なら分かると思いますが生きてこそです。


エルダー・ギャン・ワイルダーの損切りと資金管理ルール比較図

彼らは皆、「どれだけ儲けるか」より「どう生き残るか」を最優先していました。

伝説の投機王と言われたリバモアについてギャンは圧倒的な才能を認めながらも自己コントロール、特に損切りで何度も破滅したトレーダーと言っています。

それは、何度も儲けては破産を繰り返すリバモアを反面教師として損切りの重要性を理解していたからと思います。

なぜ「損切りしない戦略」は一度は勝ててしまうのか

損切りしない戦略が危険なのは、
最初に成功体験を与えてくる

からです。

・含み損を耐える力が身につく
・負けない自分だと錯覚する
・ルールより裁量を信じ始める

そして気づいた時には、

切るという選択肢そのものが消えていました

損切りポイントとして「良くない場所」

① レンジ相場の高値・安値
分かりやすい高値・安値は、その上下に損切り設定するトレーダーが多いため大口に狙われやすいです。

だから、フェイクセットアップ(ダマシ)に遭いやすいポイントです。

プライスアクションのフェイクセットアップを学びたい方はこちら👇

プライスアクションは大衆心理!!フェイクセットアップ攻略で“ダマシ”を優位性に変える実戦的トレード戦略
価格は高値更新でもMACDは下げる——この矛盾を見抜けば、相場反転の最終シグナルが分かる。フェイクセットアップとフォールスブレイクアウトの本質を深掘りし、中級〜上級者が勝率を上げるための実践的トレード戦略・メンタル手法を解説します。


レンジ相場の高値安値に置いた損切りが狙われる構造図

② チャネルラインの上限・下限
チャネルラインも同様で、
分かりやすいほどダマシが発生しやすい傾向があります。
③ ボリンジャーバンド±2σ
ヒゲで瞬間的に抜けることが多く、
経験上、3σ基準の方が確度が高いと感じています。

ボリンジャーバンドを統計学から理解したい方はこちら👇

2σだけで終わらすな!!ボリンジャーバンドで勝率の安定を目指す!統計学×市場心理を応用した判断基準
ボリンジャーバンドの仕組み、統計学(スピアマンの法則)との関係、エクスパンション・スクイーズ、順張り・逆張りの具体的手法まで徹底解説。さらに移動平均線やエンベロープとの併用で相場の本質を深く理解できます。
④ 上昇トレンド中の雲下限付近
雲の下限は押しの限界点として機能しやすく、
割れた後に強烈な反発(行ってこい)が起きやすいです。


一目均衡表の雲とベガストンネルを使った損切り設定イメージ

現在は、雲の下限+ベガストンネルのWクラウドを(二重の雲)を壁と見立ててベガストンネルを明確に抜けた後に損切りを設定しています。

一目均衡表×ベガストンネル|精度が跳ね上がる“二重の雲”の活用術【実戦図解】はこちら👇

一目均衡表×ベガストンネル|精度が跳ね上がる“二重の雲”の活用術【実戦図解】
一目均衡表の雲とベガストンネル(Vegas Tunnel)を組み合わせた最強のトレード戦略を図解付きで解説。初心者でも使いやすいEMAブレイクフィルター、Wクラウド分析、偽ブレイク回避の方法までわかりやすく紹介。

実際にwクラウドを表示させてトレードしている実施記録はこちら👇

【実践トレード記録】USD/JPY 154円台|ラインに届いても入らなかった理由」
FXで勝てなかった頃は、入らない時間を無駄だと思っていた。USD/JPY154円付近で、あえてエントリーしなかった実例とその時の思考を記録。待つ判断の意味を解説します。

現在の私の最終ルール

・1トレード最大リスク:1.5%
・月間ドローダウン:6%で完全停止
・損切りは必ず事前に決める
・「耐える前提」のポジションは持たない
・5回連続負けしたらその日はトレードしない
・感情的になりそうなイベントがある時や大切な日はトレードしない。

結論:損切りは凡人が市場に残るための装置

私は一度、「損切りしなくても勝てる世界」を見ました。

断言できます。
その世界は、必ず後で地獄に変わります。

投機の世界は長期戦です。まさに旅と同じで生きてこそです。

当時、資金を一気に吹き飛ばして茫然自失していた私。
そんな私が完全に自信を喪失した後に復活するきっかけになったきっかけは以下にまとめました。

今、同じような思いをしている方がいれば是非どれでもいいので読んで見て下さい!!
きっと一条の光が差し込むはずです。トレードは辞めない限り長い旅です。一緒に頑張って行きましょう!!

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