準備構成から完成構成までを、実際のトレードで検証しています。
前回の反省点を活かしてポジションの保有戦略と出口戦略について新たな実践・検証をしました。
本シリーズをはじめて見る方はまずこちらからご覧ください。

Ⅰ. トレード概要(事実のみ)
- 通貨ペア:EUR/JPY
- 時間足:5分足
- エントリー:181.087(買い)
- 決済:181.530
- 獲得値幅:約45pips
- 合計獲得:約110pips(プライスアクション含む)
- 保有時間:約数時間
- リスクリワード:2:1以上
Ⅱ. エントリー根拠の整理
1. 準備構成
- 安値圏での滞在
- 2番立ち形成
- 時間経過(基本数値26本以上が理想だが今回は早仕掛け)
1番立ちはボリンジャーバンド2σタッチで停止。
その後の2番立ちは2σに触れていない。
安値を切り上げながら上昇し、
チャネルラインの角度も極端ではなく中間的。
RCI3本線は上向き。
MACDのゴールデンクロスも確認。
もし最初の安値を下回った場合は、
ダイバージェンスの有無を確認しながら
準備構成を再評価する。

2. 反転構成
- 転換線上抜け
- 遅行線が価格を突破
- チャネルラインを割らず推移
状況により「均衡表好転」と「遅行線好転」の順序は変化する。
今回は
遅行線の価格抜けより前に
転換線の基準線抜け(均衡表好転)が発生。
利益を伸ばすためには、
10pips以上伸びた段階で損切りを建値へ移動。
20〜30pips伸びれば、
損切りでも利益が残る状態にできる。
その状態を作ることで、
感情を排除し完成構成まで待てる。

3. 完成構成移行局面
- 三役好転直前
- RCI三本揃い
- MACD拡大局面
- 雲突破目前
構造としては「伸びる局面」に入っていたためここからホールドすることが利益を伸ばす1つのポイントとなる。

Ⅲ. 決済判断の根拠
- 直近高値付近到達
- 安値から約60pips上昇
- トレンドライン接触
シリーズ第1回検証時、
一番立ちから雲抜けまで約60pipsだった。
その再現性を意識し利確。
価格はトレンドラインに接近しており、
ラインタッチで反応する可能性も考慮。
今回は雲抜けを待たず利益確定。
準備構成〜反転構成にうまく乗れた場合は、
損切りを建値へ再設定し
完成構成まで余裕を持ってホールドする。

Ⅳ. 再検証
1. 値幅は妥当だったか
前回検証の再現は概ね成功。
ただし値幅観測論(N計算値・E計算値・NT計算値)で
設計していなかったため、
今後は出口戦略に組み込む。
2. 時間理論の観点
- 26本経過は均衡点
- 均衡後はエネルギー放出局面
時間理論上は伸びやすいタイミングだった可能性が高い。
基本数値26本経過後の均衡崩れ、
その後の継続性を各線で観察していく。
雲のねじれについても、
通過前後のトレンド強度を検証する。
3. 完成構成前決済の反省
- 三役好転未確認で決済
- 初動を取り切れていない
- 期待値最大化が未完
Ⅴ. 抽出された学び
- 値幅より構造を見る
- 一目均衡表は時間の理論
- 利食いはエントリー以上に設計が必要
損切り管理は進化している。
しかし利食い設計はまだ改善余地がある。
半分利確・半分保有など、
玉管理を精密にしながら
生き残りつつ利益を伸ばしていく。
Ⅵ. 今後の検証課題
- 26本経過後の継続率
- 値幅観測論による出口戦略
- 雲ねじれ前後の環境認識
- 完成構成までの保有検証
- 分割決済の有効性
結論
再現性と期待値のあるトレードとして、
今後も実践・検証を継続する。
本シリーズでは、一目均衡表の準備構成・反転構成・完成構成を継続的に検証していきます。



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