私はその「底値圏」に目を向けた。
きっかけは『小説・本間宗久』を読んだこと。
名人は大底を買わず。
名人は天井売らず、底買わずという相場格言があるが、その格言でいう天井は大天井つまり最高値、底は大底つまり最安値と考えられる。
名人はそこに近いところを買い、売りする。
もちろん更に上昇、下降することがある。だから何度かに分けて買い、売りをすることで失敗を防げる。
つまり極値を当てにいくのではない。
底値圏の構造を取る。
この教えと一目均衡表の準備構成から完成構成への移行を意識し、今回のトレードに臨んだ。
■ 相場環境:急落後の底値圏
・急落後の反発初動
・RSI売られすぎ圏
・MACD反転兆候
・雲下での戻し局面
ここは“大底”ではない。
しかし「底値圏」。
損切り位置は明確。
直近安値の下。
損小利大の構造が成立していた。
■ 第一波:準備構成でのロング
- エントリー:182.182
- 利確:182.567
- +38.7pips
準備構成の初動。
早い段階で含み益となり、
建値移動も可能な位置取りだった。
ここは狙い通り。


■ その後の売りトレード
- ① 182.639 売り → 182.786 損切り
- ② 182.857 売り → 182.643 利確
戻り売りを数回実施。

最終的な合計は
約+20pips程度。
急落相場で退場しないための資金設計はこちらで解説しています。
▶ 攻めと守りを分けるFX資金設計
■ 良かった点
- 底値圏を恐れず入れた
- リスクリワードの高い位置で仕掛けられた
- 初動を取れた
「底は危険」という固定観念から一歩抜けられた。
■ 反省点
① 遅行線の転換まで待てたのではないか
一目均衡表で見るなら、遅行線が価格を抜けるまで待つか均衡表の好転、三役は必須。
そこからの完成構成として
- ベガストンネル抜け
- 移動平均200タッチ
ここまで引っ張れれば、
100pips近くの値幅があった可能性がある。
恐怖に対してまだ規律での対処が出来ていない。
② 損切り後すぐに入り直したこと
売りは翌日に実現されていたため、シナリオを続けるための精度の高いポジションメイクが必要。
損切り後は、少し時間を置く必要があった。
連続エントリーはノイズに振り回されやすい。
③ 勝ちトレードの昇華不足
最初の38.7pipsは狙い通りだった。
しかし
- 部分利確+残す
- 余裕を持ったトレーリング活用
- グリップ力を持つ
これができれば結果は違った。
■ エルダーの教え
参考にしている『投資苑』。
利益が乗ればストップを引き上げる。
しかし安値直下には置かない。
ノイズで狩られやすいからだ。
単純な安値の下にストップロスを置くのは大口に狙われるのもある。
今回はその意識はあった。
だが「伸ばす勇気」が足りなかった。
■ 今回の核心
底を当てるのではない。
底値圏の構造を取る。
それは博打ではなく、期待値の戦略。
ただし
- 焦らない
- 損切り後は時間を置く
- 勝ちを伸ばす
ここが今後の課題。
■ 結論
思想と手法は繋がった。
あとは執行の精度。
天底は当てなくていい。
圏を取れ。



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