【実践検証#03】準備構成と均衡拡散の境界線

実践記録・ケーススタディ

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一目均衡表の準備構成から完成構成を実践・検証するこのシリーズも早くも三回目となりました。

三回目となる今回はより複合的な視点で環境認識を行いながら検証出来たためまた1つトレーダーとして成長できました。

相場格言に「頭と尻尾はくれてやれ」という言葉がある様にトレンドの底を取りに行くことは容易ではありません。

しかし、複数の根拠を持ってトレンドの終焉はここだろうと推測するのであれば、そこには一定度の再現性と期待値があると言えるのではないでしょうか。

もしそうなら、相場を自分の都合の良い様に見たトレンドの終焉とは全く別物であると思います。

だからこそ損切りは必要不可欠であり、どの様に設定するかが課題になります。

今回のトレードは改めて損切りの奥深さに
気づかされると共にリスクリワードについても考えるきっかけにもなりました。

点で覚えていることが無意味に感じてしまうことがあると思いますが、その点も何の努力もなければ生まれていないものです。

やがてその点が線となり面っていく様にトレードも昇華されていくはずです。

私の大好きなスティーヴ・ジョブスの言葉の通りだなと思います。

“Connecting the dots”

「未来に先回りして、点と点をつなぎ合わせることはできません。できるのは、後から振り返ってつなぎ合わせることだけです。

だから、いつかどうにかして、点と点が将来つながるのだと信じなければなりません」

by スティーヴ・ジョブス

環境認識と通貨選択

この日は日経平均が下落しいわゆるリスクオフの空気。為替は、円買いでドル円をはじめクロス円は下降トレンド。

一目均衡表の5分足でエントリーを検討。
この時、ユーロ円と豪ドル円で迷った。

理由はユーロ円も安値を割らずに推移していたため。

最終的に豪ドル円を選択。

理由はシンプルで、チャネルラインが明確に引けたこと。

つまり、安値の更新が明確に確認できる方で検証することにした。

余談ですがトレンド分析にトレンドラインがありますが、ボリンジャーバンドの様に価格によって変動するものではなく、その時に引いたものが変動しないという事実をどの様に解釈して利用するかもトレーダーのスキルの一つと思います。

豪ドル円 5分足 準備構成エントリー時のチャート

準備構成からのエントリー

利益確定目途は200sma付近。損切りはボリンジャーバンド3σより少し下に設定。
エントリーしたのが15時43分。つまりアーリーロンドン前でタイミングとしては悩ましい時間帯でした。

別記事でも書いた通りこの時間帯は特殊玉や大口注文が入りやすい時間帯であるため流れが加速したり転換しやすいためその不安が頭にあったからです。

ロンドン時間の留意点について知りたい方はこちらもおすすめです👇

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結果として、今回は東京時間の下降トレンド時の流れに乗って約60PIPS程利益を積めていたことも後押しとなり、検証優先にエントリーした。

ロンドン時間開始後、ショートカバーが入り、一気に上昇。

ライン上限をにタッチして反発。この時点でラインが意識されており、2回目のタッチも陰線で動いたためライン下限まで押し戻される展開が予測されたがその通りになった。

豪ドル円 ラインタッチからの下落

別の観点から見るとベガストンネルで阻まれたという見方も出来たと思います。

またラインはあくまで準備構成確認時に安値の継続更新を視覚化する意味で使用しているため損切に関しては安値の下よりも更に少し下に設定する方がロジカルと思う。

何故かというと後日談でチャートを見てみるとそうしていれば損切りされずに完成構成に突入していたからです。

ボリンジャーバンドは収束・拡大で変動するため最初の損切り設定は直近安値の下よりも更に下(損切りが置かれるところに置くと狩られやすいため更に下に置く)にして、利益が出た後に価格の雲抜け前後に損切りラインを引き上げる様にするなど工夫が必要。

豪ドル円 完成構成

損切りと納得

前述の通り、損切りラインは利益が乗ったため引き上げて雲下に設置していました。

一度は雲が意識されるも、下降のモメンタムが強く最終的に抜け、損切り確定。

その後、豪ドル円は107.850まで下落しました。

損切りにはなったもののルールを守って意味のあるトレードが出来たので利益より得られたものは大きかったと思います。

マーケットのの魔術師の記事に書いた通り
損切りと規律=ルール。

そして記録をするを実践できたと思います。

マーケットの魔術師のプロトレーダー達から学びたい方はこちら👇

マーケットの魔術師に学ぶ|損切り・規律・記録がすべてだった理由
リチャード・デニス、エド・スィコータら“マーケットの魔術師”の言葉を、自身の実践検証とともに解説。損切り・規律・日誌の重要性を体験ベースで掘り下げます。

当たり前ですが、損切りを入れておかないと「なんとか戻してくれ」とお祈りトレードになります。

翌日の拡散

翌日は上に拡散。
「持っていれば」そう思うのは簡単ですが、でも今回狙ったのは“準備構成から完成構成の利益を伸ばすトレード”

準備構成の初動は一段深く振られることが
あることも分かった。

気づき

やはり完成構成からの発展を狙うなら、損切りはもう少し深くてもよかったかもしれない。

固定式で例えば30pipsとすればリスクリワードを明確にしながら、負けたら一度相場を俯瞰する事にすると感情的なトレードを排除できるためこれも重要だと感じた。

冒頭でお話しした通り底を取りにいく戦略は難しい。

だからこそ期待値と再現性が必要になる。

今回の実践・検証を通じて身を持って体感出来た。

トレードの考え方は本を1冊読むだけでも大きく変わることがあります。

僕自身も、最初に読んだ本で「勝ち方」より「負け方」が重要だと気づきました。

もし興味があれば、無料で読めるので
一度見てみてください。

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次回は“均衡拡散の完成形”を待ちたい。

・5分足での出口戦略明確化
・12EMAが144EMAの169EMAのベガストンネル抜け。
・遅行線の雲抜け。
・転換線をはじめとし基準線がベガストンネル抜け段階が揃ったとき。

現時点では、これらを均衡拡散の完成形と定義して、完成構成の初動を含めて四段階ほど均衡に段階を持たせたい。

均衡には段階がある。
次はその“四段階”を整理していきたい。

本シリーズでは、一目均衡表の準備構成・反転構成・完成構成を継続的に検証していきます。

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